釣り人のためのライフジャケット知識

ライフジャケットはどうやって浮くの?固形式と膨張式の仕組み、首掛けと腰巻の浮き方の違いを解説

釣り人のためのライフジャケット知識
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・ライフジャケットってどんな仕組みで浮いてるの?
・浮く時はどのような感じになるの?
・固形式と膨張式ってなにが違うの?
・肩掛け、腰巻などがあるけどそれぞれの特徴は何?

ライフジャケットを着用しているけれども、どのような仕組みで浮くのか知らない方も多いのではないでしょうか。
また、実際に使用するシーンを考えてみてください。「どのように浮くのか」わからない方も多いのではないでしょうか。
実はライフジャケットの種類によって浮き方も違うんですよ。

ライフジャケットが浮く仕組みやどのように浮くのかを事前に知っておかなければ、いざという時に使用できなかったパニックになったりということもあります。

本記事では、ライフジャケットがどのような仕組みで浮くのか、ライフジャケットの種類の違いや特徴、浮く時はどのように浮くのかを紹介します。この記事を見ればライフジャケットの知識が深まって、より安全に、快適に釣りを楽しむことができますよ。

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仕組みによって2種類に分類できる。

ライフジャケットの仕組みは大きく分けて2種類に分けることができます。
それは

・浮力体式(固形式)
・膨張式

です。

これら2つの仕組みや特徴について解説していきます。

浮力体式(固形式)

1つ目は浮力体式です。オーソドックスなタイプでゲーミングベストやフィッシングベストとよばれる商品はほとんどこの仕組みを採用しています。
チョッキのような形状になっているものが主流です。

仕組み

ベストの中に発泡スチロールなど浮力体が入っています。この浮力体が体を浮かせる助けとなります。

特徴

・構造がとてもシンプル
→浮力となるものが入っているためとてもシンプルです。

・仕掛けを入れられるポケットがたくさんついていることも多い
→フィッシングベストとして機能を持たせていることも多いです。

・小児用はほとんどこのタイプです

価格帯

安価で手に入りやすいです。おおよそ3,000円〜30,000円が相場です。

装着の方法と浮き方

バックルを閉め、股下にもバックルがある場合は必ず閉めます。

水中ではこのように浮くことができます。

出典:海上保安庁 釣りの安全情報

メリット

・メンテナンスが簡単
→構造がシンプルなためメンテナンスが簡単に行えます。ジャケットに穴が空いていないか、バックルが閉まるかを点検すれば問題ありません。

・ポケット付など機能がついたものが多い
浮くためだけではなく、釣り道具を収納できるポケットがついたものが多いです。
例えばルアーゲームではルアーやペンチなども収納できます。

デメリット

・重くて、かさばる
→浮力体がついているためライフジャケット自体が比較的重く、非常にかさばります。

・動きやすさが制限される
→チョッキのように身につけるため若干動きにくいこともあります。

・夏場は特に暑い
→背中は常にライフジャケットについているため、夏場は特に暑いです。

膨張式

つづいて膨張式について解説していきます。

仕組み

ガスボンベが内蔵されており、ボンベ内にはガスが充填されている構造となっています。
このガスを放出させて浮力体が膨張することで浮力が生まれ、体を浮かせる助けとなります。

こちらは私が使用しているライフジャケットです。
(SHIMANOさん:VF-051Kラフトエアジャケット)

外のカバーを外すと、このようになっています。オレンジ色の部分が浮力体です。ガスボンベ内のガスが放出されるとオレンジ色の部分が膨らむことで浮くことができます。

自動膨張と手動膨張
自動膨張と手動膨張があります。
浮力体の膨張が自動で起こるか、自分から作動させるかの違いです。

手動膨張自分で紐を引っ張ることによりガスを放出させ浮力体を膨張させます。
自動膨張落水あるいは水が入ってきたことを自動で検知してガスを放出させ浮力体を膨張させます。

この自動検知というものはあくまで補助機能という位置付けで、自動膨張にも手動で膨張させる用の紐がついています。

私のライフジャケット(VF-051Kラフトエアジャケット)は自動膨張式ですが、このように引き手がついています。

ただ、手動膨張式では万が一で落水した時に自分で紐を引っ張らないといけません。特に泳ぎの苦手な人は落水するだけでパニックになってしまうもの。
できれば自動膨張式を選びたいですね。

特徴

・首掛け、腰巻など種類が多いです
・一度膨張させるとボンベなどメンテナンスが必要になります

価格帯

おおよそ10,000円〜30,000円で購入できます。浮力体式に比べると高価となります。
また、一度膨張させるとボンベの交換が必要となります。ボンベセットはおおよそ2,000円〜必要となります。

メリット

・浮力体式に比べてコンパクト
→浮力はガスとして充填されているので非常にコンパクトでかさばりません。

・動きやすい
→非常にコンパクトな構造となっているため、装着をしても動きをさまたげることがほとんどありません。

デメリット

・定期的な点検が必要
→構造が複雑であり定期的に点検をしなければいざという時に作動しなくなってしまいます。
たとえばガスの充填は問題ないかについて充填状況をこのように確認する必要があります。

そのほかにも浮力体が破れていないか。など定期的に安全点検が必要です。

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膨張式:首掛け、腰巻、ポーチの違い

さきほど膨張式の特徴で首掛け、腰巻など種類が多いと説明をしましたが、主にこれらの種類があります。

・首掛けタイプ
・腰巻タイプ
・ポーチタイプ

それぞれの種類について、特徴や浮き方など説明していきます。

首掛けタイプ

1つめは首掛けタイプです。さきほど紹介したVF-051Kラフトエアジャケットも首掛けタイプとなります。

特徴

浮力体が胸から首にかけて膨らむため、顔を出して浮きやすい特徴があります。

装着の方法と浮き方

密着するようにバックルで止めます。

膨張するとこのようになります。(VF-051Kラフトエアジャケット)の場合

ちなみに水中ではこのような形で浮くことができます。

出典:海上保安庁 釣りの安全情報

メリット

・腰巻タイプやポーチタイプに比べて安価であることです。

デメリット

・着替える時に都度外す必要があります。
→暑くなったときや寒くなった時に着替える時には都度外す必要が出てきます。

腰巻タイプ

2つ目は腰巻タイプです。

特徴

・腰に巻いて装着します。
・落水時には浮き輪のように膨らみ、脇の下で固定されます

装着の方法と浮き方

腰に密着するようにしてバックルを止めます。このときライフジャケットは背中側にくるようにします。水中に浮く時はこのようになり、脇の下で膨らむようになります。

出典:海上保安庁 釣りの安全情報

メリット

・着脱が簡単です。
・上半身で着るものに制限がないためファッションに干渉しません。

デメリット

・首掛けタイプに比べると価格が高いです。

ポーチタイプ

3つ目はポーチタイプです。
珍しいタイプですが、紹介しておきます。

特徴

・ポーチのように腰に巻く、もしくは体にかけて使用します。

小型船舶乗船時に使用する場合、救命胴衣と書いているものを使用してください。
間違えやすいものに救命浮輪があります。小型船舶では救命胴衣を着用する必要がありますので救命浮輪ではなく、救命胴衣を選んでください
装着の方法と浮き方

腰に密着するようにしてバックルを止め、ポーチを腹側に付けます。

水中に浮く時はこのようなイメージとなります。
落水するとポーチから胴衣が飛び出るので、これを首にかぶってバックルで止めます。

出典:高階救命器具様

メリット

腰巻式と同じく上半身で着るものに制限がないためファッションに干渉しません。

デメリット

・首掛けタイプに比べると価格が高いです
・自動膨張だとしても気を失った状態では動作が難しい
→胴衣を首にかぶる必要があるため気を失った状態では溺れてしまいます。

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まとめ

ライフジャケットの仕組みは大きく分けて2種類ある
・固形式
・膨張式
膨張式にも自動膨張と手動膨張がある
・自動膨張:自動で膨張
・手動膨張:自分で紐を引っ張って膨張
装着方法について

・固形式はチョッキ型が主流

・膨張式は下記のように装着方法がさまざまある

・肩掛けタイプ
・腰巻タイプ
・ポーチタイプ

 

ライフジャケットの仕組みを理解して正しく使用しましょう。
自分の釣り方にあった装着方法を選びましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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