釣り人のためのライフジャケット知識

【永久保存版】釣り人は知っておくべき。ライフジャケットの知識まとめ

釣り人のためのライフジャケット知識
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・釣りする時にライフジャケットは必要?
・ライフジャケットの安全基準ってどんなものがあるの?
・ライフジャケットはどのような種類があるの?

釣りを含め、レジャーとして海や川、湖に訪れる方も多いと思います。

みなさんはライフジャケット着用していますか?

万が一落水してしまったことを考えた時、ライフジャケットは必要です。

当記事では釣りをする方に向けてライフジャケットの知識をまとめてみました。
この記事を見ればライフジャケットがなぜ必要かライフジャケットにはどのような種類があるのかわかるようになります。

落水してしまったとき命を守るためのライフジャケット。

今までライフジャケットを着用したことのない方、一度ライフジャケットの必要性について考えてみてはいかがでしょうか。

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ライフジャケットとは

ライフジャケットとは落水したときに体を浮かせるためのものです。救命胴衣とも呼ばれ、ほとんど同じ意味で使用されています。

フローティングベストとの違い

フローティングベストはライフジャケットの構造の種類の1つです。
ベストと名前がついている通り、両脇を通して使用する構造となります。

ベストの内部に発泡スチロールなどの浮力体がついており、浮くことができます。

「ゲームベスト、フィッシングベストとの違い」
ゲームベスト、フィッシングベストは特にルアーゲームに特化したベストとなり、大きなポケットがあることで釣りの道具を入れることができます。
こちらに浮くための機能が付いていれば、フローティングベストと呼ばれることもあります。

フローティングベスト

 

ゲームベスト

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釣りにライフジャケットが必要な2つの理由

釣りにライフジャケットが必要な理由は2つです。

・安全性を高めるため
・法令による義務があるため

安全性を高めるため

理由の1つ目は安全性を高めるためです。

ライフジャケットは浮くための機能があります。

万が一水場に転落したとしても浮くことを助けてくれるため、溺れる心配が少なくなり安全性が高まります。

落水したときに意識があればいいですが、例えば打ちどころが悪く意識を無くしてしまった場合はどうでしょうか?
このような最悪のケースでも溺れてしまうことを防ぐことができます。

釣り場はとても楽しい場所ですが、裏を返せば危険と隣り合わせの水辺

ライフジャケットを着用することで安全性を高めることができます。

ライフジャケットの必要性について詳細に知りたい方は下記の記事をご覧ください。
釣り中の事故データにもとづいて説明しています。
釣り中の事故は多いんです。ライフジャケットが必要な本当の理由を紹介

法令による義務がある

2つ目の理由は小型船舶に乗る場合法令による着用義務があることです。

小型船舶とは
・モーターボート、水上オートバイ、漁船、プレジャーボートなど小型船舶操縦士免許が必要なもの
・総トン数20トン未満の船舶及び船体長さ24メートル未満のもの
小型船舶ではライフジャケット着用義務がある

平成30年2月1日から「小型船舶の操縦者(船長)は乗船者、乗組員に桜マーク付のライフジャケットを着用させなければいけない」ことが法令として義務付けられています。

小型船舶に乗る場合は子供にも義務がある

小型船舶乗船の際には子供でも桜マーク付のライフジャケットが義務付けられています。
厳密には保護者監督のもとに1歳未満は免除されています。

桜マークとは?国の安全基準に適合したライフジャケットを着用する必要がある

ライフジャケットの着用義務といって、何でも着用すれば良いというわけではありません。そこで登場するのが桜マークです。

桜マーク
国土交通省が定めた安全基準に基づき試験を行い、適合が確認できたライフジャケットのこと。
承認試験合格の印として桜のマークがついているため桜マークと呼ばれる。

詳細は次項で説明します。

違反した場合は?

令和4年2月1日からは、乗船者にライフジャケットを着用させなかった船長は違反点数2点が付加されます。
違反点数が2点の場合、再教育講習を受講する必要があります。

また累積違反点数もあり、違反が続いた場合は小型船舶免許の停止/取消などの措置がとられる場合があります。

ライフジャケットの着用義務も一部例外がある

船室内にいる方、妊娠中の方などライフジャケットを着ることが健康保持上適当でない方については
「適用除外」もしくは「着用の努力義務」となることがあります。

一部例外となる条件についてまとめていますので、詳しくはこちらをご覧ください。
【小型船舶】適用除外ケースもある?ライフジャケット義務化の新常識

 

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安全基準 桜マークとは?他にも基準はある?

ライフジャケットの安全基準として代表的なものに桜マークがあります。実はそのほかにも下記のようにさまざまな安全基準があるのです。

・桜マーク
・CSマーク
・CE認証
・CSS認証

それぞれ紹介していきます。

桜マーク

桜マークとは
国土交通省が定めた安全基準に基づき試験を行い、適合が確認できたライフジャケットのこと。
承認試験合格の印として桜のマークがついているため桜マークと呼ばれる。

国土交通省認定などとも呼ばれることもありますので、商品を選ぶ時には注意してください。

桜マークにはさまざまなタイプがある

桜マークの特徴としてはさまざまなタイプがあることです。
このタイプはA~Gまでの7段階存在し、乗船する船によって対応しているタイプを選ぶ必要があります。

船釣りをする方は是非チェックをしてみてください。

タイプはA~G(7段階)の中でも代表的な4つのタイプを紹介します。
タイプG→Aに従い安全の基準が厳しくなっており、価格も高くなる傾向にあります。

 

タイプ使用可能な船
タイプAすべての小型船舶で使用可能
タイプD陸岸から近い水域のみ航行する旅客船・漁船以外の小型船舶
タイプF陸岸から近い水域のみ航行する
・不沈性能
・緊急エンジン停止スイッチ(キルスイッチ)
・ホーンを有した
小型船舶(水上バイク等)で旅客船・漁船以外
タイプG湾内や湖川のみを航行する
・不沈性能
・緊急エンジン停止スイッチ
・ホーンを有した
小型船舶(水上バイク等)で旅客船・漁船以外
不沈性能とは
船内に十分な浮力体があり沈まない構造であること。
たとえば船や水上バイク自体は浮くことができるため、十分な浮力体があるとみなされます
桜マークのタイプの選び方について詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

桜マーク以外の安全基準とは

小型船舶に乗船するためには桜マークが必須となります。ですが桜マーク以外にも安全基準があるためいくつか紹介していきます。

(日本の安全基準)JCI性能鑑定適合品 レジャー用ライフジャケット(固形式)

JCI(日本小型船舶検査機構)レジャー用ライフジャケットの性能鑑定を始めており、検査に合格した物には「CSマーク」が表示されています。

一定の性能のある安全なライフジャケットとして認知されていますが、国土交通省認定(桜マーク)とは別の基準のため小型船舶では利用できません

JCI性能鑑定適合品の安全基準や選び方について詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
CS認証は桜マークと違う?JCI性能鑑定品レジャー用ライフジャケットとは

外国の安全基準について

楽天、Amazonでライフジャケットと検索すると下記を見かけることがあるでしょう。

それが

・CE認証
・CSS認証

です。

CE認証とはEU諸国での基準をクリアしたもの
CSS認証とは中国の基準をクリアしたもの

となります。

これらの基準は、もちろん桜マークとは異なるため、小型船舶で利用できません

結局どの基準がいいの?

日本でレジャー目的で使用するのであれば、桜マーク付CSマーク付が確実と考えています。

その理由は3つです。

日本で定められた基準に通っているから
・海外の基準は不明確どのような基準かは不明であるから
・海外の基準が通ったことを表記をしているが、実際には取得していない偽物もある話を聞くから

外国の認証については無いよりかはあったほうが良いですが、日本で使用するのであれば桜マーク付やCSマーク付が確実と思っています。

何度もお伝えしますが、小型船舶に乗る場合桜マーク付は必須です。

ライフジャケットの仕組みと種類

ライフジャケットにはさまざまな種類があります。
ライフジャケットの主な機能として「水に浮く」目的がありますが、浮くための仕組みによって分類分けができます。

分類としては下記の種類が挙げられます。

・浮力体式(固形式)
・膨張式

浮力体式(固形式)

ベストの中に発泡スチロールなど浮力体が入っています。浮力体が体を浮かせる助けとなります。
構造としては非常にシンプルです。

代表的な形を紹介します。

ベストタイプ(チョッキ式)

ベストの形をしていて羽織ってから前でファスナーをしめます。
フローティングベストゲームベストと呼ばれるものもこの形となります。

膨張式

ガスボンベが内蔵されており、ボンベ内にはガスが充填されている構造となっています。
このガスにより浮力体が膨張することで浮力が生まれて体を浮かせる助けとなります。

この膨張を手動で膨らませるか、自動で膨らむかによって
種類があります。

手動膨張式
手動で紐を引っ張って膨らませる方式です。
自動膨張式
落下時に自動的に膨張する方式です。
自動の膨張についてはあくまでも補助機能という位置付けで、自動的に膨張しなかったときのために手動で膨らませることもできます。
つまり手動膨張式の機能も併せ持っているということですね。

落水でパニック状態になると手動で紐を引くことができないことがあるため、泳ぎが苦手な方は自動膨張がおすすめです。

続いて代表的な形をみていきましょう。

膨張式は、腰巻タイプ、肩掛けタイプ、浮き輪が飛び出るポーチタイプなどさまざまな形状があることが特徴です。

首掛け式

ハーネスのように首にかけて使用します。

腰巻式

腰に巻いて使用します。
膨張すると腰の周りで浮き輪のような形になります。

ポーチ式

ベルトのように腰に巻く形で着用します。
膨張するとポーチの中から首掛けタイプと同じような形状のものが飛び出します。
飛び出したものを首に通して着用します。

浮力体式 vs 膨張式 比較してみました

それぞれの仕組みについてどのようなメリットやデメリットをまとめてみました。

比較した内容は下記の通りです。

・メンテナンス性
・浮力以外の機能
・動きやすさ、快適性
・ファッション性
比較内容浮力体式膨張式
メンテナンス性
簡単(構造がシンプル)
内蔵しているガスボンベの
点検、必要に応じて
交換など手間がかかる
自動膨張式は放置しておくと
勝手に膨張してしまうこともある

 

浮力以外の機能
大型のポケットがあり
収納性に優れたタイプもある。
ゲームベストなど
なし。ほぼ浮力に特化
動きやすさ、快適性
かさばって動きにくい
比較的重い
夏場では暑い
コンパクトで動きやすい
着脱が簡単
ファッション性
低い。中にウェアを
着てもほぼ見えない
いかにも釣りしている
見た目
服装に干渉しにくい

固形式や膨張式などライフジャケットの仕組みや、膨張式の中でも首掛け式、腰巻式、ポーチ式など詳しく知りたい方は↓の記事をご覧ください。
ライフジャケットはどうやって浮くの?固形式と膨張式の仕組み、首掛けと腰巻の浮き方の違いを解説

ライフジャケットは子供にも必要なの?

ライフジャケットは特に子供に必要です。
水辺でのレジャーでは安全が確保できるように保護者が監督することが必要ですが、万が一のことが起こった時のためにもかならず着用をおすすめします。

小型船舶に乗る場合は子供にも義務がある

小型船舶乗船の際には子供でも桜マーク付のライフジャケットが義務付けられています。
厳密には保護者監督のもとに1歳未満は免除されています。

子供用のライフジャケットは3種類に分類されている

子供用のライフジャケットは体格により必要なサイズや性能が決まっており、体重を基準として3種類に分類されています。

1. 40kg以上
2. 15kg以上40kg未満
3. 15kg未満

子供用のライフジャケットを選ぶ際には覚えておいてほしいです。

ライフジャケットに頼らない事前の安全策

海釣りでは岸壁や磯場などが主な釣り場ですが、足場が悪い、滑りやすいなどが原因で、転んで落水する。高い波にかぶって海に落ちてしまう。
といったことが考えられます。

こういったことになる前に、ライフジャケットに頼る前に事前に安全を守ることも大切です。

・事前に釣り場所の天気予報を確認する
・立ち禁止区域が設定されている場所は絶対に入らない

など、海に落ちるかもしれない危ないかもしれないと感じる場所で釣りを行うこと自体を避けましょう

まとめ 安全第一、ライフジャケットを用意しよう

ライフジャケットは安全性を高める装備品です。
また、小型船舶に乗船する人は令和4年2月より桜マーク付のライフジャケットが義務付けられます。
子供にもこの義務は適用になるため、忘れないようにしましょう。

おすすめの安全基準は桜マークもしくはCSマークを基準にするとよいでしょう。

ライフジャケットは浮くための仕組みとして、浮力体式膨張式がありますが釣り方や釣る場所に合ったものを選ぶようにしましょう。

ライフジャケットは安全性を高める(万が一があった場合の最終手段の)装備品です。

「海に落ちてもライフジャケットに頼ればいいや」
ではなく、
「使うことになるかもなぁ」と思うような場所で釣りをすること自体避けましょう。

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